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[COLUMN] Album of the Year 2013 – 2013年に聴いたアルバムベスト14

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さぁやってまいりました大晦日。書き出しは毎回同じです。WebとかAppのデザイン・技術系ブログを書いてるつもりなのに、なぜか毎年やってるこの「今年アツかった××枚」ですが、需要がそれほどないのは重々承知しております。けど正直言うとわたくし、WebとかAppとか技術とかそういうのよりも音楽の方がずっと好きなんでございます。なので1年の終わりにこの記事でその年に聴いたアルバムを振り返るというのがもう楽しくて楽しくて。アレ良かったなー、アレ期待してたほどじゃなかったなー、あのバンドと出会えたのは運命だったなーとかそういうの。今年もいろんな出会いがありました。No.1以外全部ロックかメタルです。今年はうるさいのばっか聴いてたようです。シャレた音楽とかまるで聴いてねぇ。あと今年から記事内でYoutube試聴できるようにしました。DIV開くと動画見れます。アルバムによっては全曲試聴とかもできるので、良質なバンド漁りにご活用頂ければと。あとTitleに発表年入れるようにしました。基本的に新譜を選ぶようにしてるんだけど、中には旧譜も混ざってるので。親切設計! ※Safariだと動きませんでしたすいません死にます。

Top 10 Albums of the Year 2013

Susanne Sundfør – Silicone Veil (2012)

今年一番聴いた1枚がコレ。ロックでもメタルでもテクノでもなく、いわゆるシンガーソングライターもの。このアルバムは電子音楽の影響も強いからエレクトロニカと言う事もできそう。普段頭のおかしいロックばかり聴いてる俺がなぜこんな畑違いの音楽に出会い、そしてハマったかというと、映画の「Oblivion」のエンディングテーマを歌っていたのが彼女だったから。この曲はM83制作で、彼女はフューチャリングという位置づけではあったんだけど、その歌声の素晴らしさに1発でハマって、家帰ってからすぐにサントラを注文。その後彼女のソロ作品も一通り聴いたんだけど、中でも一番気に入ったのが現時点での最新作であるSilicone Veil。初期2作はわりと「いかにもシンガーソングライターもの」という作風であるのに対して、4枚目となる今作はエレクトロニカ要素が強く、クラブミュージックとか好きな人にもおすすめ。つるんでる連中がM83とかRöyksoppだったりするので、ソレ系好きな人にはすぐにピンとくるかも。ノルウェー出身だけあってか、音楽は冗談抜きで凍えるほど冷たく、救いのない世界観。前向きとか明るいとか、そういった要素はほとんどありません(褒めてる)。ダークミュージック好きならきっと気にいるはず。あとゴシック好きにも受け入れられるんじゃないかな。あとこの人シャラポワたんに似てる。声だけでなく見た目も美しいだなんて、なんていうかもうっ!って感じであります。

Wallace Vanborn – Lions, Liars, Guns And God (2012)

彼らはベルギーのヘント出身のオルタナロックバンド。あまりイイ言葉じゃないけど、ストーナー系と言ったほうが分かりやすいかも。ストーナーロックってアメリカ人の専売特許だとばかり思ってたけど、最近ヨーロッパ圏でチラホラ見かけるようになって、彼らもその内の一組。たまたま海外の音楽系ブログで彼らの音源を耳にする機会があって、こういうの大好きな俺はすぐに気に入って毎日のように聴いてました。ストーナーロックって頭悪そうなのも多いけど、彼らの音楽はちょいちょい変拍子が出てきたりして、多少のめんどくささがある部分が好き。このアルバムは2012年発表の2ndなんだけど、後追いで聴いた1stもなかなかイイです。Songs for the Deafの頃のQueens of the Stone Ageとか好きな人におすすめ。

P.O.D. – Murdered Love (2012)

P.O.D.です。あの2000年代始めのヘヴィロックブームの一翼を担ったPayable on Deathです。新譜が出た時、正直言うと「へーまだやってたんだ」と思いました。というのも、名盤Satelliteの時はあれほど毎日聴いてたのにそれ以来はあまりパっとせず、いつの間にか「自分には関係のないバンド」だとばかり思ってたからです。いやこれが大間違いでした。ほんとすいません俺の耳腐ってました。興味本位でチラっと聴いてみた2012年発表の今作、タイトルトラックのMurdered Loveを聴いてぶっ飛びました。すげーかっけー! こういうの待ってたんだよ!という感じ。昔の頃にすっかり戻った感じでウルトラアグレッシヴです。調べてみるとどうやらSatelliteの頃のHoward Bensonというプロデューサーと再び組んだみたい。いやもうこの路線で続けてくれれば俺ずっと彼らのファンでいられますわ。
ちなみに2013年にはこれのデラックス・エディションというのも出てます。こっちにしか入ってないBurn it Downがめちゃめちゃかっこいいです。

Alice in Chains – The Devil Put Dinosaurs Here (2013)

Alice in Chains再結成後2枚目となるフルアルバム。トータルでは5枚目だけど、デビューが90年という点を考えるとアルバムリリースのタイミングはTOOL並にゆっくりしてますね。今作はLayne Staleyが亡くなった後に書かれたらしく、そのせいかWilliam DuVallのヴォーカルとツインギター体制が映える内容になってます。正直言うと前作の「Black Gives Way to Blue」はそれほど個人的に良かったわけではないんだけど、今作はその発売直前にシングルカットされたStone、海外のラジオ番組で流れてたPhantom Limbの2曲があまりにも素晴らしく、アルバムが出たその日にオンラインで買いました。この曲以外にもタイトルトラックであるThe Devil Put Dinosaurs Hereの救いのなさ(PVのキチガイぽさも秀逸)もたまりません。重い遅い暗い、この手の救いがない音楽が好きな人は必ずおさえておくべき作品。William加入後のツインギターを前提とした曲構成も、重厚さが増してイイ感じです。

7 Weeks – 7 Weeks Plays Dead of Night (2011)

去年LizZardをきっかけに知ったフランスのKlonosphereというレーベルが引き続きアツくてですね、このレーベル所属のバンドを漁っていたところ見つけたのが、フランスのリモージュ出身の彼ら。このレーベルいろんな種類のバンドが所属してるんだけど、LizZardはダークでプログレッシブなヘヴィロックであるのに対し、7 Weeksはストーナーロック。最新作1つ前の今作はコンセプト・アルバムのような作りになってて、少しプログレの影響も感じます。インスト曲も多いです(1stと2ndはリフ主体のヘヴィロック、ストーナーという感じ)。ラストの7 WEEKS “FOUR AGAINのかっこよさに1発でやられました。最高です。日本だとマイナーどころか知ってる人もほとんどいないと思うんだけど、AmazonやiTunes Storeからダウンロード購入できます。退廃的なロック好きにおすすめ。

Another Vertigo Rush – Murphy’s Law (2008)

ある日iPhoneの中にたまってる「まだ聴いてないリスト」をダラダラと聴いてたところ、テクニカルでかっこいいバンド発見! Another Vertigo Rushという初めて名前を聞くバンドで、その時は特に深く調べもせずに聴いてました。後日このバンドについて調べてみると、なんとインドのバンドでした。インドにこういう音楽文化があるとは思ってなかったので(踊るマハラジャとかそういうのしかないと思ってた)、色々ビックリしました。しかも演奏はタイトで曲構成もかなりプログレッシブ。ドラムのツーバスワークのタイトさはシビれます。Youtubeで探すとライブ映像とかも出てきますが、どれも暗くヘヴィな世界観。TOOLとか好きな人におすすめです。

Cog – The New Normal (2005)

オーストラリアで最も成功したインディーバンドとして知られるCog。このアルバムは2005年のデビューフルレンスアルバムで(これ以前にEPが2枚、後日その2枚をまとめてリリースされたのが「Just Visiting」)、2008年には「Sharing Space」という2ndも出してます。アルバム音源としてはこれらが全てで、バンド自体はすでに解散してます。
2005年というともう8年も前の作品になるんだけど、まったく古臭さは感じず、イイ意味で最近のプログレサウンドという感じ。Oceansizeとツアーした事もあるというと、それ系好きな人にはピンと来るかもしれません。
ちなみにドラマーのLuciusは同じオーストラリアのバンドKarnivoolのメンバーと合流し、現在Floating Meというバンドをやっている様子。ダークな雰囲気の最近のプログレという感じのバンドのようです。オーストラリア勢いいバンド多いっす。

Last Barons – Cheval De Troie (2012)

7 Weeksに続いてこのLast BaronsもフランスのKlonosphere所属。知ったきっかけも全く同じで、このレーベル所属のバンドを聴き漁ってた結果です。出身はフランス、ランナップは一般的なツインギター体制のストーナーロックバンド。けだるい感じの低音ヴォーカルがセクシーです。彼らの場合変拍子を多用するので、わりとめんどくさい系の音楽が好きな人に向いてるかも。ただし変拍子の組み立て方やPVでお面かぶっちゃうあたり、どうしても「Lullabies to Paralyze」の頃のQueens of the Stone Ageにも見えちゃうのがちょっとアレではあります。

Coma – Don’t Set Your Dogs On Me (2013)

ポーランドのプログレッシブ・ロックバンド。活動は1998年からとかなり古く、Wikipediaによると「ここ10年でポーランドのロックシーンで最も成功したバンド」だそうです。過去に4枚のポーランド語アルバムと、2枚の英語アルバムをリリースしてます。自分はこれ系の音好きなはずなのに、今作の「Don’t Set Your dogs on Me」を聞くまでは名前さえ知りませんでした。プログレといってもいわゆるテクニカルで難解なタイプではなく、わりと聴きやすい方だと思う。Oceansizeとか好きな人ならきっと気にいるはず。

Army of Anyone – Army of Anyone (2006)

ジャケはダサいけど音楽は素晴らしいなぁこのバンド・・・とか思いながら、今年1年を通してちょいちょい聴いてたこのArmy of Anyone。このレビューを書くためにWikipediaで調べて初めて知ったんだけど、ヴォーカルはFilterのRichard Patrick、ギターはStone Temple PilotsのDean DeLeo、ベースは同じくSTPのRobert DeLeo、ドラムはKornのRay Luzierというラインナップ。なにこれスーパーバンドじゃん! 俺全然知らずに聴いてた! 2006年というとSTPのScott WeilandがVelvet Revolverやってた頃だから、STP活動休止中にやってたバンドらしい。よく聞けばRichardの歌声は聞き覚えのあるセクシーな声だし、ギターのフレーズも、ヴォーカルがScottだったらSTPの新譜と言われても全然疑問を持たないくらいSTPっぽい。アルバムはこれ1枚残しただけらしいけど、多分これメジャーな1枚なんだろうね。基本その手の情報に疎いタイプだから全然知らなかった。

Brimstone Coven – II (2013)

アメリカ、ウィーリング出身の4人組ハードロックバンド。自らの音楽を「レトロ・ハード・ロック」とか「ダーク・オカルト・ロック」と呼んでる事からも察す事ができますが、いわゆる古臭いロックをわざわざやろうというタイプのバンドです。ドゥーム、ストーナー系が好きな人にもオススメ。音源を買えるのは多分Bandcampくらいしかないと思うんですが、彼らの2ndアルバムである「II」は死ぬほどかっこいいです。特に3曲目の“Black Door”の怪しさといったらタマりません。レトロでポルノでオカルトなB級臭プンプンなロックが好きな人にオススメ。今年の終わりこればっかし聴いてました。

Carcass – Surgical Steel (2013)

さぁやってまいりました、リヴァプールの残虐王CARCASS再結成後初のオリジナルアルバム。わたくしこの日をどんなに待った事か。発売後すぐに聴いて、たっぷりと予習してからLoud Parkに行ってきました。いやもうこのライブのスゴかったこと。日本でこんなにスゴいモッシュができるのかとビックリした。しかも上からどんどん人が降ってくるし。生きてる間にCARCASSを2回も見れるなんて幸せだなぁとしみじみと思った次第であります。あ、あとBehemothも良かった。んでこの新譜についてなんだけど、イイんだけど正直に言うとちょっと普通のスラッシュ寄りになっちゃったかなと。語弊のある言い方をあえてするのであれば、ドラムがウマ過ぎるw やっぱりKen Owenのウマくはないんだけど独特のフレーズがないと、CARCASS節にはならないのかなぁと思った。もちろん悪くはないんだけど、後期CARCASSの変な感じが好きだった人にとってはちょっと普通過ぎる内容かもしんない。

Votum – Harvest Moon (2013)

2002年から活動しているポーランドのワルシャワ出身のプログレッシブ・ロックバンド。っていうか今年プログレ勢多いっすな。今回のHarvest Moonはフルレンスアルバムとしては2枚目らしく、いわゆるちょっとテクニカルなタイプのプログレ。オフィシャルサイトはパララックス・スクロールを使った作りになってて、なんていうか最近のサイトの作りだなぁと。ちょっと例えが乱暴ではあるけど、Dream Theaterとか好きな人は気に入るかも。シンフォニック的要素も少しあります。

Queens of the Stone Age – …Like Clockwork (2013)

世界一好きなバンドは何?と聞かれると、俺はいつもCarcassとQueens of the Stone AgeとSeetherとで迷います。今年はその内の2つのバンドで新譜が出たんで(Seetherもベスト盤が出たけど、ベスト盤なのでノーカウント)、色々とコレモンのアレでウハウハではあったんだけど、ランキングとしては他に良いアルバムがありすぎたせいでわりと低めであります。QOTSAの今作も悪くはないんだけど、「Songs for the Deaf」、「Lullabies to Paralyze」を超える作品という感じではないのが正直なところ。けど前作の「Era Vulgaris」の「変わった事しようとし過ぎた結果よく分からない作品になってもうた」感はないので安心。1回めでガツンとやられるタイプの作品ではなく、何回も聴いてスルメみたいに味が出てくる作品だと思うので、地味に長く聴き続けていこうかなと。ガキんちょにはおすすめできない、超大人のロックです。

総評

つい勢いで14枚も選んじゃったけど、レビュー書くのがクソ大変だった・・・。バンドごとに出身国とかディスコグラフィーとか調べたりしてね、これも結構なアレなんでございます。改めて振り返ると、今年はストーナーとプログレしか聴いてない。プログレ流行ってんのかな? なんか見かける機会が多い上に質も高いというかそんな印象でございます。あ、そういやKarnivoolの新譜はそれほど聞かなかったな・・・。

まぁそんなわけで今年の仕事もこれで一段落したので、後はガキ使見てそば食って屁こいて寝ます。んじゃみなさん良いお年を!

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