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[COLUMN] Album of the Year 2006 – 2006年に聴いたアルバムベスト10

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毎年、といっても今回で2回目だけど、その年に聴いたアルバムの中で良かった10枚を挙げてみようYO!というやつです。去年と同じく2006年発売に限定せず、今年初めて聴いたアルバムの中で決めてます。似たような事してる人がいたらTBプリーズ。自分の場合はだいたい200枚くらい聴いてます。まぁもちろん中には1回も通して聴かずに終わったものもあるでしょう。っていうかいっぱいあると思う。数だけは聴いてるんだけどやっぱりロックばかり。エモとかハードコア系も数枚聴いてはみたけど、歳のせいか元気いっぱい感のある音楽は苦手だなー。死にそうな覇気のない音楽が心地イイ歳になってまいりました。
雑感として、今年は上位の2枚に尽きるかな。っていうかButterfly Effectがスゴ過ぎた。もう完璧な音楽。こればっか聴いてた1年だったなー。ちなみにバンド名クリックでそのバンドのオフィシャルサイトへ、アルバムのジャケットクリックでAmazonで買えます。
逆に“2006年に期待してたのに大外れだったアルバム”の代表選手としてレッチリのアレがあります。アレはヒドかった。正直言ってどの曲も同じで聴くに耐えない。彼らはやっぱり『Blood Sugar Sex Magic』が絶頂期で、後は下り坂でしかないなーというのが素直な印象。Audioslaveの『Revelations』もちょっと期待ハズレ。悪くはなかったんだけど1stが良かったせいか、期待し過ぎたのかもしれない。Mars Voltaの新作も全然見当違いで萎えちゃったな。イイ作品もあればそうでないものもあるという事ですね。

01 : The Butterfly Effect / Imago

最強。まぁそれだけでも十分なんだけど、このアルバムと出会えたのは全くの偶然で、その偶然にさえ感謝したい気持ちになるような作品。去年最強だったDredgの『Catch without Arms』と同じく、やはり自分が死んだら一緒に埋葬してほしいって思うくらいの名作。Dredgに似た大人のロック。ディストーションペダル踏みっぱなしじゃない、ややプログレッシヴな音がもう完全にビンゴ。どの曲も聴いた回数が30回オーバー。この手のバンドにしては珍しくオーストラリア出身なんだけど、セールスがどうだったのか知らないけど今後も頑張ってもらいたいものです。

02 : Breaking Benjamin / Phobia

Butterflyの前にこれ聴いてて、「あーこれは今年最強だな」って思ってたらそうじゃなかった1枚。けどコイツもめちゃめちゃ良かった。Benjaminは前のアルバムがビリー・コーガンがプロデュースしてて、そのせいかどうも好きになれなかったんだよね。なんか前向きっていうかそんな音像が気に入らなくて。んで今回のはそれがまるでなくて、ビョーキ野郎が待ち望んだ“救いのない音”になってます。めっちゃ染みる。今作は3枚目なんだけど、今までノーマークだったバンドを急に好きになるっていうのもなかなか悪くない。「Evil Angel」で号泣であります。まぁ演歌みたいなもんかな。泣きの入った珠玉のヘヴィーロック。それにしてもヴォーカルがウマい。

03 : Dredg / El Cielo

去年知ったDredgの『Bug Eyes』の前の作品。2nd。今年の始め頃に買ってたからコイツもランクイン。3rdの『Catch without Arms』ほど「スゲぇ!」とは思わなかったけど、聴けば聴くほど味の出るスルメみたいな作品。正直初聴時の印象は微妙だった。というよりもめっちゃ地味。演奏やコンポーズの段階では実験的な事もしてるんだけど、とにかく地味w 2.3回ほど聴いたあたりからだんだんと良さが分かってきた。今世界で一番好きなバンドを聞かれたら、多分彼らの名前を挙げるだろうなー。こういう大人のロックが最近心に染みて仕方ないです。

04 : Seether / One Cold Night

シーサーと言えばエイミー・リー。まぁそんな事はどうでもいいのですが、彼らのアンプラグドでのステージのライヴ盤。シーサーって実はオリジナルのアルバムを持っておりません。エイミーと共演したあの曲くらいしか知らなかったんだけど、この作品は良かった。何よりもPearl Jamの「Immortality」をカヴァーしてるのに惚れた。んもぅ俺の大好きな曲じゃんかよー。しかも完コピ気味でPJへの愛情がひしひしと伝わってくる内容。他のオリジナル曲は初めて聴くものがほとんどだったけど、どれも良かった。土埃の香りのするアメリカの名産品ロック。

05 : Theatre of Tragedy / Storm

メロデスではありません。ゴシックです。元々大学生の頃は北欧とかカリフォルニアのデスメタル勢が主食だったので、彼らは1stの頃からずっとファン。Paradise LostとかThe Gathering、Tiamatとかそのへん好きな人にはおなじみですね。『Musique』以来ちょっと離れてたんだけど、新作がエラく良かったのでバックナンバーを数枚買ってみた。寒々しい極寒のゴシックメタルです。Evanescenceが好きというだけでゴシック好きだと勘違いしてる人にこそ聴いてもらいたい、本物の1枚。

06 : Evans Blue / The Melody and the Energggetic Nature of Sound

これは良かったというよりも、いやまぁ良かったんだけど、ヴォーカルの声に驚いた。TOOLのメイナード・キーナンにそっくり! 特に2曲目の歌い方なんてお前絶対マネしてるだろ!っていうくらい似てる。まぁ似てるって思うくらいだから、つまりウマいんだけどね。曲も陰鬱でヘヴィーで強弱法多用で、まぁ言ってみりゃ専門分野です。良い意味でモダンなヘヴィロック。明るい前向きな曲が1つもありません。「明日も頑張ろう!」という気持ちにはまるでなりません。かっこEです。

07 : Godsmack / IV

コチラもわりと専門分野。リフだけのゴリ押しヘヴィロック。男の中の男のロック。力技で何が悪い!不器用ですいません。アメリカ人の伝統芸能等、方々からの賞賛を欲しいままにする汗にまみれた剛腕ヘヴィロック。今回も今までと何も変わっていません。ゴッドスマックがゴッドスマックである限り、きっと他の事はなにもできないでしょう。ファンが彼らの豪速球を待ち望んでいる限り、きっと続けてくれるハズです。頭が悪そうと言われても決して反論はできませんが、けどマジな話大好きなのであります。

08 : RED / End of Silence

友達がジャケ買いしてきた中の1枚。これが結構良かった。ちょっとLinkin Parkのリフとか展開に似過ぎてんじゃないかなーとも思ったけど、だからと言って安直にラップを導入せずにロック然としている点は好印象。やや機械的なプロダクションに強弱法の多用、教科書通りではあるけど歌メロがイイんだよね。新人の中では特別良かった。これでやめずに2ndを出してもらいたいな。

09 : Amorphis / Ecripse

Theatre of Tragedyに続いて、コチラも北欧組。元々ゴリゴリのデスメタルだったんだけど、ちゃんと歌えるヴォーカルを入れてから急に聴きやすくなった。そのせいで離れてたんだけど、最近のを聴いたら悪くないじゃん、という感じでまたバックナンバーあさり。専任ヴォーカルも最初の頃に比べてずっとウマくなってるし、元々のヴォーカリストによる地獄の咆哮デスヴォイスもチラホラと復活しててイイ感じ。1度解散したみたいだけど、こういういいバンドは続けてほしいねー。

10 : Cougar / Law

何の前知識もなしに友達に聴かされて、1発で気に入ったアルバム。実は彼らの事は何も知りません。MySpace内の紹介を見る限り、アメリカ出身の4ピースのバンドみたい。Mogwaiとか

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