以前隆盛を誇ったFlashコンテンツと、それを駆逐しようとする勢力との戦いを描いたコンテンツ。それらをスクロール芸を使って楽しく紹介してます。まずは概要を説明し、次に同じゲームをFlashとHTML5両方で作ったものをユーザーに比べてもらい、そして両プラットフォームを数字で説明してます。最後に「で、あなたはどっちが好き？」という問いかけをFacebookのいいねボタンを使って質問するという内容。いいねの数を見る限りはHTML5の圧勝のようです。まぁ時代を考えると当然でしょうね。FlashとHTMLとの戦いは、AdobeとAppleとの戦いと置き換える事もできます。企業同士のこうしたプラットフォーム戦争は単純に企業の利益に基づくものではありますが、個人的にはFlashがすっかり過去の遺物となった現状は「Apple GJ！」と思ってます。けどいまだに「iOSはFlash使えないからイヤ」とか言う人もいますしねぇ。あとこのコンテンツ、途中でプレイできる縦シューゲームがオモろいです。夢中になってやっちゃいました。iOS Appも出てるようです。
見た目には美しいかもしれないけど、実際使ってみると使いづらいウェブサイトばかりを集めた記事。いわゆる「このサイトクールだZEEE！」的な内容ではなく、「こういうの作っちゃダメだよね」的なアレです。ネガティブです。実際ここで紹介されているサイトはわりとかっこいい作例が多いんですが、2010年なのにフルFlashだったり分かりづらいナビゲーションだったりして、色々と残念な側面が気になります。記事内では「視覚的な見せ方のミス」、「長いロード」、「分かりづらいナビゲーション」、「分かりづらいアーカイブ構造」、「表示やスクロールに関して問題のあるサイト」という5つのカテゴリに分けて問題提起してます。総じてアンチFlash的な内容で、UI論やIA論的な立場でダメ出ししてます。クールサイト、ネタ帳というよりは、サイト制作における反面教師として見るべき記事。なかなか興味深いです。
背景を大きくBodyいっぱいに使ったクールサイトの紹介記事。この手のサイトの多くはFlashを使って制作されますが、最近ではCSS & Javascriptで同様の表現をするサイトもあるようです。ページ下部ではそうしたNon Flashサイトもいくつか紹介されてます。実際画面いっぱいに大きくFlashを使ったサイトってロードが遅い上に、「えぇい！もう面倒だ！」と思ってCmd + Wを押しても、今度はFlashプラグインがテンパって閉じる事もすぐにできなかったりして、アレだしナニです。ただしこうしたサイトデザインは、質の良い写真や素材があって初めてできる表現なので、多少案件を選びますね。
ちょっとした効果音や、フリーの音源などを探す時に便利なまとめ記事。音源の配布サイトが多数紹介されてます。Flashで効果音を付けたい時や、今後HTML5が普及した後、音を使った表現を行う際に便利。しかしこれ系のサイトって音がメインなためか、なんだか見た目に関してはちょっとアレだしナニなサイトが多いですね。
56 Best Websites To Create Awesome Royalty Free Sound Effects
クリエイティブなフルFlashサイトのまとめ記事。フルFlashというと、最近じゃ「え？いまごろ？」って雰囲気にもなりますが、インタラクティブ系のコンテンツを見せる上では有効なプラットフォームである事に変わりありません。車会社のサイトにまだ多く見られるのも納得のいくところであります。ポートフォリオ系のサイトでも、リッチに見せたいとか写真のコピーを抑止したいとかの目的で多く使われますね。
フォトポートフォリオサイトを制作する際に役立ちそうな、JavascriptやFlashが紹介された記事。件数こそそれほど多くないけど、フォトギャラリーを設置する際に参考になりそうです。Javascript全盛の今、Flashでこれ系のものを作る機会ってあまりなさそうですが、コピーや2次利用を抑制したい場合などにはいいですね。
データをグラフ化する際に使えるツールがまとめられた記事。ウェブサービス上で生成できたり、ソースをダウンロードする事でサイト内に実装できるようです。JSやFlashを使ってリッチに表現することに主体が置かれているので、見栄えのするグラフを作りたい時に重宝しそうです。データが重視される業界や案件に是非これひとつ。
