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[COLUMN] Album of the Year 2007 – 2007年に聴いたアルバムベスト10

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さぁ今年もやってまいりました大晦日。昨日までまるで年の瀬っていう実感がなかったんだけど、さすがに31日ともなると「今年も終わりかー」という気分になってきます。そんなわけで毎年やってる、「今年たくさん聴いたアルバムTop 10」をまとめてみました。アメリカ産のロックアルバムがこんなに少ないのは初めてかも。今年は特にポストロックがアツかったなぁと。あと新参ヘヴィロック勢の2ndラッシュも興味深い。ナイスな2ndを出すバンドとそうでないのと。それに比べ、期待してたのに話になんない新譜ももちろんあって、去年のレッチリを思い出したり、色々でございます。今年からは、主にでの再生回数を元に選ぶことにしました。ちなみに今年はだいたい100〜120枚くらい聴いてたようです。けどそんな中でも繰り返し聞くのはごく一部。まぁそんなワケでロック野郎に捧げるAlbum of the Year 2007、ひまつぶしにでもご覧下さい。

あとついでに、みなさん良いお年を。

Top 10 Albums of the Year 2007

65daysofstatic / The Destruction of Small Ideas

イギリスのシェフィールド出身というポストロックバンド。今年は個人的に“ポストロック元年”とも言えるような感じで、前半はホント狂ったようにこんなバンドばかり漁ってた。その中でも特別好きになったのが彼ら。そもそも今まではポストロックなんて聴きもしなければ、そんなジャンルの存在さえ知らなかったのに、去年聴いたCougar(参照記事)で急にこのジャンルが気になり始めたんです。んでたまたまレコ屋で面置きしてあったのを購入。その後は毎日毎日このアルバムを聴いて、バックナンバーも集めだして今じゃほぼコンプリート。彼らの音楽は他のポストロックバンドに比べてエレクトロニカへの傾倒が強い印象で、曲によってはノイズ丸出しのものもあります。特に好きなのが8曲目の「The Distant Mechanised Glow
」からそれに続く「Little Victories」。この流れはタマりません。ヴォーカルがなくかつプログレッシヴな音楽なので、素人にはオススメできないとも言えます。ある程度ロックの深い部分に触れた事のある人にこそ聴いてほしい素晴らしい作品。

CKY / An Answer Can Be Found

最近じゃ「CKY」って言うと、「チョー空気読めない」とかいう意味だそうですね。「んなワケあるか!」と俺は声を大にして言いたい。CKYってのはアメリカのバンドなんだよ!と。ちなみにCamp Kill Yourselfってのが語源みたい。んで彼らのこのアルバム、聴いた回数でいうと多分今年一番回ってます。いやまぁiTunesにリップしてあるから物理的には回ってないんだけどさ。発売は2005年なのでちょっと前の作品になるんだけど、彼らを知って音源を聴いたのは初めて。1発でガツンとやられて、それからはヘヴィロテ入り。単音リフの多い骨太ロックという感じで、男汁出まくりです。けどヴォーカルの声のせいかな、それほど汗臭くなくてイイ。前のアルバムも一通りコンプしたけど、今んトコ最新作のこの作品が一番好き。来年3月には新譜も出るみたいで今から楽しみ。
この前名古屋の大須(秋葉原のずっと小さいバージョンみたいなトコ)ウロついてたら、なぜか萌えた感じのお店でこのアルバムがかかってて、あの時はちょっと驚いたな。

The Cooper Temple Clause / Make This Your Own

これも今年めっちゃ聴いた。TCTCの作品そのものはデビューした頃から聴いてるけど、今回のアルバムで化けたってみんな言う。今までももちろん悪くなかったけど、なんかこう華のないUKモノというか、いまひとつパっとしない印象だった。曲ごとにメンバーが楽器を交代するっていう構成のため、曲によって「これ一緒のバンドか?」って思う事がしばしば。ヴォーカルの担当も3人くらいいるみたい。UKロックだと思ってたら急にテクノポップになったりして、なかなか懐の深いバンドのようです。UKロック好きにはめっちゃオススメの1枚。

Minus the Bear / Planet of Ice

今年は何の知識もなしに、ただレコ屋のPOPやジェケットだけを頼りに買った思いつき音源の質がスゴく良かった。このMinus the Bearも名前さえ知らなかったバンドだけど、「シアトル出身!
」というだけで買った2ndは、まさにオルタネイティヴといった内容で、買ったばかりの頃はこればかり聴いてた。実は過去に2度も来日してるらしく、本国アメリカでは結構人気みたい。グランジ以降のシアトルの音、と解釈してイイのかどうかは分からないけど、やけに多いクリーントーンの単音リフや、変則的なドラム(ハットワークがスゴく変)、ともすれば冗長とも感じられそうなクドい曲展開等、非常に個性的なバンド。メンバーが皆経験が長いみたいだし、職人気質みたいなものも感じられる1枚。90年代のグランジムーヴメントをリアルタイムで経験した世代に。

Entwine / Fatal Design

フィンランド産のゴシックメタルバンド。ゴシックロックとも言えるかも。あんましメタメタしてないから、わりと好んで聴いてたんだけど、いつの間にか大好きな1枚になってた。最近のゴシックって実はあんまり聴かなくて、例えばWithin TemptationとかLacuna Coilなんかも少しは聴くけど、それよりもThe GatheringとかThe 3rd and the Motalなんかの方をいまだに好んで聴く感じ。そんな中、ゴシックにしては珍しい男声ヴォーカルという編成の彼らの音は、古き良き時代のParadise Lostにちょっと似てる。けどParadise Lostに比べるともうちょっと華やかで、キーボードの存在感が強い(つい最近脱退しちゃったみたい)。歌メロもよく考えられていて、歌詞見ながら一緒に歌ってるとめっちゃ気持ちイイ。ゴス趣味好きにオススメ。

Asian Dub Foundation / TIME FREEZE 1995/2007-THE BEST OF ASIAN DUB FOUNDATION-

こういうのにベスト盤をチョイスするのもどうかと思うんだけど、やっぱり選んじゃったAsia Dubのベスト。2枚組で、全30曲もあるんだけど、今年車の中とか仕事しながらめっちゃ聴いた。前任ヴォーカルのトラックの方が好きな曲多いんだけど、今まで聴いた事のなかった「TH9」や「Stop Start」あたり、もうジっとしてはいられません。夏のクソ暑い日に、ジリジリと照る太陽の下で酒飲みながら聴きたい音楽。後半にライヴ音源も入ってます。

Submersed / Immortal Verses

テキサス出身のヘヴィロックバンド。1stのIn Due Timeがスゴく良かったから2ndも期待していたら、期待以上の出来だった作品。いやこれマジにイイっすよ。ヘヴィーロック好きにはマストアイテムとも言える出来。1stで聴く事のできた、「なにこれメロデス?」っていうような、ちょっと場違いかもしれないと思えるギターソロは影を潜め、作品としてまとまってるという印象。渋い声に泣きのヴォーカルライン、叙情的なギター、かつ音像はラウド。ヘヴィーロックとして高い完成度を持つ名盤。4曲目の「Over Now」は聴いててグっとくるものがあります。

Sick Puppies / Dressed Up as Life

名前も音楽も全然知らなかったけど、なんとなくレコ屋でジャケ買いして大当たりだったバンド。後になって調べてみると、個人的に大好きなオーストラリア産のバンドではありませぬか! 去年のThe Butterfly Effect以来、なぜか気になってる地域。もしかしたら00年代のシアトルなんじゃないか、とまでは言わないけど、いいバンド多いんだよね。最近じゃ歳とったせいか、わりと落ち着いたロックとかを好んで聴くようになったけど、今年好んで聴いた中ではかなり若い音。特に好きなのが3曲目の「Cancer」と4曲目の「What Are You Looking For」。アルバムを通して、言ってみれば古典的とも言える内容で、新しいロックの姿というワケでは全然ないけど、まぁ好きなんですよこういうの。演奏がタイトなのも好印象。

Alter Bridge / Blackbird

やってまいりました、“ドキっ! 男だらけの男汁祭り! 〜ポロリもあるYO!〜”、もしくは“女人禁制! 潜入隣の男子寮!”、あるいは(以下略)。まぁそんな趣のアツい1枚ですよ兄貴。彼らの音楽がそんな感じなのは、元Creedのメンバーのバンドというだけで説明するには十分足りるでしょう。Creedと言えばスピーカーから汗の匂いがただよってくるような男汁出まくりのハードロックバンド。新しいヴォーカルを入れて名前を変えて出直したのがAlter Bridgeで、このアルバムはそんな彼らの2ndとなります。1stももちろん良かったけど、2ndでは「もうメタル趣味の何がワリぃんだよ!?」といったような、言ってみりゃ開き直りともいえる音になってます。これがめっちゃかっこイイ。1曲目からメタル盆踊り(三連モノ)で始まり、最後まで肉体派の音楽が続きます。男の子に生まれて、そしてこういう音楽が好きでホントに良かった、なんていうバカな事を普通に思ってしまった1枚。ヘヴィロック好きだけでなく、メタル野郎にもオススメ。

Evans Blue / The Pursuit Begins When This Portrayal of Life Ends

大好きなEvans Blueの2nd。けどこれまだつい最近買ってきたばかりで、まだ数回しか聴いてない。けどめっちゃイイ。1stも良かったけど、彼らの場合は安定した2ndを作ってくれました。相変わらずメイナード・キーナンに声が似てる。歌メロ中心に聴けば、聴きやすいTOOLという表現もできるかも。3曲目の「Q」がヤバい。この1曲のためだけにアルバム買っても損はしない、といってもいいくらい素晴らしい。年末こればっかし聴いてます。

Other Great Albums

Scar Symmetry / Pitch Black Progress / 最近じゃデスメタルってあまり聴かなくなったけど、久しぶりに「スゲー!」って思った1枚。何がスゴいって、ヴォーカルのChristian Alvestamの歌唱法がビックリ過ぎ。最初2人でやってるんだと思ってたけど、超低音のデスヴォイスもハイトーンのクリーンヴォイスも両方とも彼が歌ってるみたい。もう何年も前の事だけど、Cannibal Corpseのクリス・バーンズ咆吼&絶叫デスヴォイスにも驚いたけど、スゴい喉のヴォーカリストも世の中にはいるもんだなぁと。ちなみに彼らはスウェーデン出身。良質なメロデスバンドの安定した産出国ですね。

Chevell / Vena Sera / これまた大好きなChevellの4th。1stの頃から好きだけど、まさかここまで作品が続くとは思ってなかった。けどやっぱり最強なのは1stなんだよなー。

Static-X / Cannibal / しばらく音沙汰がなかったStatic-X。今作では1stの頃に先祖返りしたような内容で、どう聴いてもマシーンとしか思えないような冷血&正確無比なドラムがたっぷりと楽しめます。多分この人電気で動いてます。個人的には彼らの過去最高傑作。どこからどう聴いてもヘヴィーメタルとしか思えないような曲もかっこイイ。

Ire Works / The Dillinger Escape Plan / デリンジャーの3枚目。最高傑作と言われた2ndをぶっちぎるような内容。どうやらメンバーがかなり交代したみたいだけど、普通に聴いてる限りじゃいつもの彼らです。カオス。シラフの頭じゃ聴いていられません。

Velvet Revolver / Libertad / ヴェルヴェットの2nd。スコットが加入して以来、初めての全員によるソングライティングの結果なんだろうけど、Stone Temple Pilots色が若干増したような印象。けどちょっと惜しいっていうのが正直なところ。ガンズより全然イイ!って心から思えないんだよなぁ。

Worst Album of the Year 2007

Linkin Park / Minutes to Midnigh

まぁ別に個人的にダメだったアルバムをコキおろさなきゃならない理由もないんだけど、大好きだったバンドがしょうもないアルバムを出した時のあの虚脱感、なんつーかアレだしナニでしたねコレ。Meteoraみたいなのを勝手に期待してただけ、と言われれば確かにそうなんだけど、別の手法ならそれはそれでもっとクールな方法があっただろ、というか。色々不満はあるけど、マイクのヴォーカルが減ったのが、ツマらなくなったひとつの要因ではないかと。曲の質が低いというのもあるかな。今思うとMetaoraの「Breaking the Habit」がひとつのターニングポイントだったんだろうけど、「Breaking the Habit」クラスの名曲がひとつもないのが残念。次作に期待。

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