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[MUSIC] Album of the Year 2005

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遅くなりましたがやっと10枚選びました。いやぁ時間かかったかかった。「今年の10枚」という企画はどのみちやろうと思っていたんですが、大正おかん座さんのコチラの記事を見て便乗に決定。けど結局12月中には選べず、2006年になってようやく10枚に絞れました。手順としてはまずiTunesで「2005年1月1日以降に追加された曲」という条件でスマートプレイリストを設定。ソレ見ながらチョイスしました。っていうかiTunesなしだったらこの3倍は大変だったと思う。サマサマですわ。ちなみに2005年中にリップした曲は2841曲、12.83GBでした。自分でもなかなかのペースだなと思いました。さてそれでは1位から順にいってみましょう。


BORDER=0Dredge / Catch without Arms
1位はすでに決まってました。文句なしにドレッジの3rd。このアルバムとの出会いはハッキリ覚えてます。アメリカ人の伝統芸能とも言える能天気&ハッピーエンド映画であるSTELTHを劇場に見に行った際にエンディングのスタッフロールでかかってたのが2曲目の「Bug Eyes」。映画もそれなりにオモしろかったど、なんていうかこの曲を聴いた感動で全部吹き飛んだって感じ。ここ数年経験した事のない感動だったのをハッキリ覚えてます。家に帰ってからサントラ経由でバンドの事を知って、即注文。今年の後半に買ったのにアホみたいに聴きまくってます。数年に1度程度しか経験のできない素晴らしいアルバムだとハッキリ言えます。完璧な音楽。
Dredge / Catch without Arms >>

BORDER=0Taproot / Blue-Sky Research
前述のDredgを買う2週間ほど前にこのアルバムを聴いて、「あぁコレは間違いなく今年最強の1枚だな」と思った作品。特に「Calling」は素晴らしい。彼らは前作の“Welcome”で知ってかなり好きだったんだけど、今作で大きく変化を遂げてます。自分にとっては多いに好ましい変化で、過去のアグレッシヴかつプログレッシヴなスタイルからより歌メロ重視のバンドに。ヴォーカルがめちゃめちゃウマくなっててビックリしました。リリックもクールで、“Catch without Arms”同様棺桶まで持っていきたいアルバム。
Taproot / Blue-Sky Research >>

BORDER=0Queens of the Stone Age / Lullabies to Paralyze
大好きなクイーンズの4thアルバム。「世界で一番好きなバンドは何?」と聞かれたら多分彼らの名を真っ先に挙げます。けど2005年に出たアルバムの中ではなぜか3位。このアルバムは実際本当に素晴らしい作品なんだけど、いかんせん相手が悪かった。2005年は特にイイ音楽に出会う事ができた稀な年だと思うんです。クイーンズは2ndの“Rated R”から聴いてるけど、今までの作品の中では一番好きかもしれない。作風がちょっと変わったのでファンからは賛否両論あるようですし、今作からニックが消えてるので当然と言えば当然なんだけど、自分にとってはイイ変化だったかな。特に8曲目「I Never Came」から感じる絶望感は素晴らしい。自分にとってのヒーリングミュージックというのは間違いなくこういう音楽なのだと実感。
Queens of the Stone Age / Lullabies to Paralyze >>

BORDER=0Queens of the Stone Age / Over the Years and Through the Woods
クイーンズが続きます。こちらはCDとDVDの2枚組みライヴ盤。彼らにまだそれほどハマってなかった頃にたまたま友達に誘われて行った名古屋公演(クワトロだったと思う)、あの時はマジにビビったなぁ。音楽よりもまずあちこちでタバコじゃないノロシが上がっているの(笑) 外人率高いし、さすがストーナーだって思った。あれ以来いくつかライヴ映像見てるけど、この作品は中でも特に素晴らしい。ちょっと過編集かなって気もする映像作品だけど、彼ら特有の「レコード通りにやんないライヴ」が楽しめます。ちなみに自分がイクのは「Regular John」です。2曲目ですでに昇天します。この曲さえあれば何杯でもご飯イケます。
Queens of the Stone Age / Over the Years and Through the Woods >>

BORDER=0Asian Dub Foundation / Tank
ダブ系はそんなに得意分野じゃないんだけど、たまたま友達が買ってきたADFを聴いてガンハマり。ダブだけに夏の間はヘヴィーローテーションしてました。この前の作品、“Enemy of the Enemy”や“Community Music”もかなり聴いたけど最新作が一番好きかな。リズムトラックがクールで、よく生ドラムで「人間ドラムマシーンじゃ!」とか言うてマネしてました。再現できてないけど。
Asian Dub Foundation / Tank >>

BORDER=03 Doors Down / Seventeen Days
3 Doors Down、本国じゃ結構有名だけど日本じゃ全然ですよね。それもそのハズ、このアルバムがようやく日本デビューな上にまるで日本人向けの曲じゃない。デザートロック丸出しのカラッカラに乾いたサウンドです。そして俺はそういう類いのものが大好物。気に入らないハズはありません。たまたま友達が買ってきてたのを聴いてめっちゃ気に入りました。実を言うとまだ過去の作品は聞いてないんだけど、この作品はかなりまったり気味の作風になってます。やはり特筆すべきは3曲目の「Let Me Go」。この曲だけでも買う価値ありまくり。最高のヘヴィーバラードになってます。ちなみにドラマーが今作を最後に抜けてNickelbackに移ってます。派手さはないけどいいドラマーだよね。
3 Doors Down / Seventeen Days >>

BORDER=0Quarashi / Guerilla Disco
カラシ。名前は知ってたけど音源を聴いたのは年末になってから。名前からして日本びいき丸出しなんだけど、このアルバムのエクストラトラックには日本の誇る名曲、「まさかりかついだ金太郎」が入ってます。しかもめっちゃ日本語ウマいの。聴いてビックリした。と、ココまで書くとまるでイロモノバンドみたく聞こえるけど実際はそうでもなく、まぁ簡単に言えば“ポップなレイジ”とでも言うようなバンドです。いわゆるヒップホップとロックのクロスオーヴァーモノって大好きで、1度聴いてすぐに気に入りました。トラックも結構器用に作ってあって、モノによってはストリングスまで入ってて音楽聞きなれた人でも楽しめる感じ。年末に集中的によく聴いてたな。
Quarashi / Guerilla Disco >>

BORDER=0Crossfade / Crossfade
こちらもデザートロック。アメリカ特有の乾いたサウンドのバンド。彼らの事は全然知らなかったし、正直言ってジャケもクールとは言いがたいけど今年特によく聴いた1枚。何がイイって、ヴォーカルから始まる3曲目の「So Far Away」が本当に素晴らしい。自分はどちらかというと「この1曲だけのためにでもアルバム買う意味があるぜ!」的な考えをするタイプなので、そういう心琴に触れるような曲があると盲目的にそのバンドを好きになる事がしばしばあります。何回聴いてもまるで飽きない名曲、そして名アルバムだなぁとしみじみ。
Crossfade / Crossfade >>

BORDER=0Cave In / Perfect Pitch Black
出ました問題作。自分はこの手の問題作扱いされる作品をエラく気に入る事が多いんです。Cave Inと言えば前作の“Antenna”が、元NIRVANA、現Foo Fightersのデイヴ・グロールをして「ロックの未来」と言わしめたバンドですが、1度解散しての当復帰作はファンの間では正に賛否両論吹き荒れた問題作です。けど俺は気に入っちゃったんだよねーコレ。何がイイって4曲目の「Trepanning」がもう最高。今確認したところアルバム通しては10回程度しか聴いてないのに、この曲に関しては30回以上聴いてる。まぁ早い話が完璧なデスメタル。デス声炸裂しまくり。本人達いわく「今までで一番醜くてアグレッシヴなアルバム」という事ですが、正にその通り。最高のブルータルミュージックだと言えましょう。
Cave In / Perfect Pitch Black >>

BORDER=0Korn / See you on the Other Side
Kornの6枚目になるのかな、ギターの片割れが抜けて初めての作品。実を言うともうちょい上位にしてもイイくらい気に入ってる作品なんだけど、どちらかというと俺はマイナーだったり新人だったりするバンドをひいきする癖があるのでギリで10位に。1曲目の「Twisted Transiseor」で完全にノックアウト。この曲最強過ぎでしょ。今までの彼らのアグレッシヴな側面が好きだったファンの多くは離れちゃうかもしれないけど、自分はイイ意味で聴きやすくなったかな、と思ってます。というよりもジョナサンの歌メロのセンスがスゴいよね。歌心に完全に目覚めてるというか。何度も繰り返し聴ける名盤かと。
Korn / See you on the Other Side >>

ハフー、さすがに10枚のチョイス&コメントは疲れたなぁ。今日はイイ仕事した。ちなみに10枚から外れた作品が結構あるので、ついでに下記に記しておきます。この中にも結構イイのあったんだよね。そして改めてiTunesのスマートプレイリストに感謝。

Nickelback / All the right reasons
Garbage / Bleed Like Me
Staind / Chapter V
Audioslave / Out of Exile
Finch / Say Hello to Sunshine
The Cardigans / Super Extra Gravity
Disturbed / Thousand Fists
God Smack / The Other Side EP
Fort Minor / The Rising Tide
Trust Company / True Parallels
Franz Ferdinand / You Could Have It So Much Better

4 thoughts on “[MUSIC] Album of the Year 2005”

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