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[DIARY] 2008/01/21 (Mon)・・・眼科、MacBook Air、LASIK

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その日俺は眼科にいた。何の用事だろう、先月コンタクトをワンデーに替えたからそれの検診か? 彼女も俺のすぐ横にいる。けどなぜその場にいるのかが思い出せない。医者はMacBook Airをデスクの上に置いている。まるでApple好きの患者に見せびらかすかのように。ようやくここで俺は口を開く。「MacBook Airご購入されたんですね。素晴らしいノートですね」医者は俺の言葉がまるで聞こえなかったのように、こう返す。「最近じゃケータイ小説なんてものがあるそうですね」なんでそんな話をするんだ? 俺はAirの話をしたいというのに。「そのようですね。文学のレベルを落とすしょうもない流行です」俺は思ったままを答える。医者も同感の意を隠せないようだ。「まったくです。ところでパソコンで執筆・推敲した上で、ケータイから入稿すれば、それもケータイ小説になるんでしょうかね?」この医者は俺と何を話したいんだ? そもそも俺はなぜここにいる?

その答えはすぐに医者の方から出してくれた。「Quattroさん、最近じゃLASIK(レーザーを使った視力矯正手術)よりも確実で安価な方法があるんですよ」そうか、俺はLASIK手術について聞くために眼科に来ていたんだ。メガネやコンタクトなしの生活に憧れてたもんな。医者はこう続ける。「今日入院なされば、明日の昼には退院できますよ」費用や術後の生活に関しての説明を受け、納得した俺はそのまま入院することになった。

LASIKでさえ当日退院だというのに、それよりも手軽なハズの手術に入院が必要だなんて変な話だと思った。けど言われるまま俺は病院のベッドに横になる。すぐ横にはその日盲腸の手術を控えているという小学生くらいの男の子がいた。彼はナーバスになっているようだ。すると急にタカアンドトシのタカが俺のベッドに来て、横の男の子に対してこう言う。「このオニーちゃんはな、どこも悪くないのに好きこのんで手術するんだ。バカみたいだろ?」コイツは何を言ってるんだと思うが、タカはそのままどこかに行ってしまった。横の男の子はさっきよりもさらに暗い表情になっている。俺が悪いのか? そうなのかもしれない。

手術の時間になった。眼球の手術のはずなのに、なぜか全身麻酔をかけられる。意識が遠のくのが分かる。気づいた時には俺はさっきまでのベッドの横になっていた。すぐ脇に液晶モニターが置いてある。色っぽい女の人が網タイツを履いていて、挑発的なポーズを取っている。新しい目を手に入れて初めて見る映像としては悪くない。「Quattroさん、目の調子はいかがですか?」モニターと逆の位置からふいに声をかけられ、俺はビクっとした。さっきのMacBook Airの医者だ。「モニターの網タイツの編み目が確認できますか?」どうやらこの映像は術後の検査に使うものらしい。気の利いた病院じゃないか。「はい、この距離からでもクッキリと確認できます」俺は答えた。どうやら手術は成功だったらしい。

退院のための準備が始まった。彼女と一緒に病院のカウンターに向かう。すると何やら奥から看護婦同士のヒソヒソ話が聞こえてくる。「棺桶が必要かしら・・・?」「この病院にそんなものないわよ」あまり縁起のいい話ではなさそうだ。すると医者と何やら話をしていた彼女の顔が急に曇る。「えぇ! そ、そんな!?」何の話だ、俺は気になって彼女に聞きに行く。すると彼女はこう答える。「だ、ダチョウ倶楽部の竜ちゃん以外の2人が亡くなったんですって・・・!」俺はまるで鈍器にでも頭を強打されたかのような衝撃を覚えた。そんな、そんなことって。知り合いでもないというのに、俺は悲しみでその場に立っていられなくなり、膝を床に着いた。一瞬の内に目頭が熱くなる。あわててその場にいた担当のMacBook Air医者が俺に向かって叫ぶ。「Quattroさん! 悲しいけど今は泣いちゃダメです! 手術の直後なんですよ!!」けど何と言われようとこの悲しみを止める事はできない。俺はなぜこの日に手術なんかしたんだと、自分の愚かさを呪いながら、涙の流れるままに任せた。

という夢を見ました。この話を彼女にしたら「本物のバカだね」と言われました。褒められた!

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