[DIARY] 2008/10/18 (Sat)・・・ラウドパークでCARCASSを拝んできました
さてそんなワケでラウドパーク行ってきました。いやもうアツいっていうか沸点超えまくり。最高っしたよ。31歳なのにアリーナで暴れてきて体中が痛ぇ・・・。いやホントいいかげん歳考えないとダメっすね。酒飲んでジャンクフード食って暴れまくって大声出して、存分に体を痛めつけたそんな週末でありました。そんな感じで以下この手の音楽に興味のない人にはオモしろくも何ともない話です。3度の飯よりデスメタルが好き、という方だけどうぞ。
前日
岐阜と埼玉の友人2人と行く約束をしてたから、前日の金曜夜に池袋の猪木バーで落ち合う。なんだかスゴい所だった。サラダはウマかった。そのまま飲んだくれて埼玉の友人宅に向かう。けど「まだまだ飲むぜ!」な3人はそれから朝の4時まで飲む事に。Power of Shit(ウコンの力)を飲んで就寝。
APOCALYPTICA
午前中のバンドには興味がなかったから、正午頃起床。二日酔いで頭ガンガンする。テキトーに準備して寝癖頭のまま電車に乗って会場へ向かう。会場に入ってすぐに始まったOBITUARYはちょっと見たかったけど、腹は減ってるわタバコは吸いてぇわウンコは漏れそうだわで、色々してたら終わっちゃった。で初めて見たのがこのAPOCALYPTICA。特に興味はなかったんだけど、チェロ4人とドラムって編成であんな音出せるんだって感心した。ドラムがバカウマ。結構かっこヨかった。
MESHUGGAH
今回(というか毎回そうなのかもしんないけど)はステージが2つ用意されてて、片方で演奏してる最中にもう片方でセッティングするという仕組みで待ち時間がない。なかなかイイ工夫。んでOBITUARYが終わってすぐにMESHUGGAHが始まったから、大急ぎでアリーナに直行。最近じゃそんなに好んで聴くバンドじゃないけど、何枚かは持ってる。人混みをかきわけてステージから10mあたりの場所をゲット。いやもうこれがスゴいのなんの。今回観た中で一番演奏がタイトで、かつテクニカル。「仕事きっちり」という感じの完璧なパフォーマンス。変拍子の嵐のような曲をどうやって覚えてんだろ。信じられないパフォーマンスだった。けどこの後CARCASSがあるからモッシュピットは遠慮。まだこの時点で疲れ果てるわけにはいかない。
SetList
01. Perpetual Black Second
02. Bleed
03. Electric Red
04. Rations Gaze
05. Pravus
06. Straws Pulled At Random
07. Future Breed Machine
休み時間
MESHUGGAHの後のSONATA ARCTICAとDRAGONFORCEは、行く前から休み時間のつもりだった。この間に水分補給しに近くのスーパーに行く。しかし参加者が暴れまくるロックフェスなのに“水以外持ち込み禁止”ってのはどういうことかね。ポカリとか絶対いるだろ。中で売ってるのはペット300円だし。むーん。
CARCASS – 突入編
さぁやってきましたよ! 大本命CARCASSのお時間! いやもう本命どころか、世界で1番好きなバンドかもしれない(まぁその1番が5バンドくらいいるんだけど)。
だけどその大好きなバンドの演奏が始まる30分前くらいにアリーナの入り口に行くと、すでに満員らしく入場規制が。マジかよ! 俺どうしてもCARCASSだけは目の前で観たいんだよ! バイトらしいスタッフに聞くと、どうやら入れない様子。こりゃマズい。俺ら3人は他の道を探し始める。けどどう回り込もうとしてもスタッフに止められる。すると前のバンドの演奏が終わり、CARCASSの出番が近づいてるのが感じられた。こりゃ本格的にマズい。俺たちが強行突入を考え始めたその時、アリーナへの入り口で入場規制をされてる知らない外人がキレ出した。柵をガンガンやりながら例の4文字言葉を連呼してる。その時暴動が起こって、柵の内側から一斉に人が雪崩れ込んだ。スタッフの目は完全にそっちに向いてる。「今しかない!」俺らは柵を跳び越えてアリーナに向けてダッシュ! 人をかきわけて奥に突入。運良く3人ともアリーナに入れた。
イベントの運営にはこうした規制も必要なんだろうけど、ゴメン俺どうしても近くで見たかったの。いやそれにしてもあの暴動はスゴかった。「これ見逃したらCARCASS一生見れねぇんだよ!」っていう鬼気迫るものがあったな。実際俺らも似たようなもんだったけど。
CARCASS – 演奏編
さてそんなわけで始まったライヴ。出てきた瞬間から長年のファンから熱い声援が。「ビルー!」「マイケルー!」この2人が人気者。ジェフはちょっと老けてたけど、マイケルとビルの2人は昔のまま。ビルなんて星の王子様みたいになってたw なんで老けねぇんだろうな。曲のラインナップはわりと1st〜5thまでをまんべんなくという感じだったけど、やっぱり盛り上がったのは「Heartwork」。イントロが流れ出した時の盛り上がりはハンパなかった。「No Love Lost」では歌ってる奴も結構いた。客もいかにもデスメタルのライヴらしく縦ノリで、モッシュもスゴかった。時々後ろから頭の上に人が流れてきて、何度かブーツで頭を蹴られた。もう完全に暴徒。デスメタルはこうでなくちゃ。
あとクールだったのが、他のバンドは巨大スクリーンで演奏の様子を映してるのに対して、彼らだけはあらかじめ作っておいたプロモを延々と流してたのが良かった。このプロモってのが最悪でw、延々とホールの鶏を解剖しては縫合してた。後半は人体の解剖シーンだった(多分本物)。横が10mくらいあるような巨大スクリーンで解剖ムービー流してんの。最高じゃんw CARCASSの場合は、とにかく人に不快感を与える事を目的としてるから、この演出は本当に彼ららしい内容だった。ステージ横にはお馴染みの、心臓を手に持ったアートワーク。ロゴは1st〜3rdまでの汚いやつ。何もかも最高だった。せっかく再結成したんだから、マジで新譜出してくれよな! ちなみに右の写真は友達がゲットしたアモットのピック。ちゃんとCARCASS名義のアモットピック。すげーイイ!
SetList
01. Intro (Tape)
02. Inpropagation
03. Buried Dreams
04. Intro (Tape)
05. Corporal Jigsore
06. Intro (Tape)
07. Incarnate Solvent Abuse
08. No Love Lost
09. Edge Of Darkness
10. This Mortal Coil
11. Embodiment
12. Keep On Rotting
13. Genital Grinder
14. Death Certificate
15. Ruptured (Intro)
16. Heartwork
17. Carneous (Outro)
DOWN
CARCASSの次のAVENGED SEVENFOLDは興味ないからお休み。というよりCARCASSが終わった後でバラバラになった3人が集まったら、全員がボロボロだった。風呂上がりみたいに汗かいてるし、疲労困憊を絵に描いたような状態。「とりあえずタバコ吸いに行こ」言うて外に出たら死ぬほど寒い。ヤバいこれじゃ風邪ひく、というわけで近くのショッピングセンターの服屋に行って適当なシャツを買う。会場に戻ってきたらちょうど次のDOWNが始まるとこ。これも絶対に見たかったバンドなんだけど、さすがにもうアリーナに行く力はないって事で、2階席で座って見ることに。俺の大好きな1stからの曲が多くて良かった。それにしても客のノリがさっきのCARCASSとはまるで違う。モッシュピットこそ出来てるけど、基本的に横ノリで内に向かうノリ方。ストーナーのノリってホントに心地イイ。最後は他のメンバーも出てきて、プレイしてるメンバーのエフェクターいじったり、ちょっかい出したりしてグダグダだったw フィルに無理矢理ベース弾かせたりしてて、いかにも“バカなアメリカ人”(褒め言葉)という感じ。プレイ中にタバコは吸うわ、ローディーに悪態つくわで、完璧なステージだった。ロックはこうじゃねーと。
SetList
01. Underneath Every
02. Hail The Leaf
03. The Path
04. Lysergik
05. Lifer
06. Pillars Of Eternity
07. N.O.D.
08. N.O. Dyingwhore
09. Losing All
10. Stone The Crow
11. Bury Me In Smoke
SLIPKNOT
えっと、もう疲れてボロボロだったので見ずに帰ってきましたw っていうかどう考えても今年のイベントってこれがメインだろ!というツッコみがありそうだけど、もうCARCASSで限界超えてた。まぁちょっと見たかったけど、帰りの電車混むのイヤだしね。そんなわけで俺のラウドパーク08は終了。来年のラインナップが今から楽しみダ!
追記
あ、ちなみに2日目は俺行ってません。そして体中が痛い。ブーツで蹴られたり肘鉄何発か食らったからなぁ。救護所も忙しかったようだけど、幸い俺らは世話にならなかった。ほんと歳考えないとねw
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