[MUSIC REVIEW] DISTURBED / Ten Thousand Fists
実を言うと1stの頃はディスターブドあんまし好きじゃなかったんだよね。歌の合間に「ハっ! ハっ!」とかって変なスキャットするし、友達に聞かせたら「なにコレ和田アキ子?」とまで言われて、「あぁコイツらはかっこ悪いんだ」と勝手に烙印押してました。けど2ndが出た時に思いつきで買ってみたら、そういった偏見は大きな間違いだという事がハッキリ分かったんだよね。何よりもデヴィッド・ドレインマンの歌がイイ。なので今回3rdが出た際にもAmazon
でソッコー買おうと思ってたんだけど値段が高い。輸入盤で2280円は法外だよね。発売後しばらく待ってたら1780円に下がったからようやく購入。ココ2週間くらい聴きまくっております。
デビューから3枚目のアルバムになっても彼らは今まで通りメタメタしてます。いわゆるヘヴィーロック勢の中でもGODSMACKと並んで正統派メタル寄りな彼らは、最近のシーンに馴染めない古くからのメタルファンにも聴きやすいハズ。ヴォーカルをまるでリズム楽器みたく演奏する曲こそ彼らの醍醐味。自分が一番好きなのは13曲目の「Pain Redefined」。ギターリフのピッキングのタイミングとヴォーカルの発音が完璧にシンクロ。めっちゃかっこエェ。今年はTaprootといいコレ系が豊作な年なのかな。メタル野郎ばっちこいの傑作盤。
ちなみに輸入盤のLimitedEditionはどうやらアメコミのブックレットが付属しているだけみたいなので、特に思い入れがない限りはUS通常盤がお奨め。
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